ドライヤーのコードが絡まってイライラしたり、収納のたびにぐちゃぐちゃになってしまうことはありませんか。実は正しい巻き方には「安全」と「長持ち」という重要な意味があり、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)はコードを束ねたり本体に巻き付けないよう注意喚起しています。本記事では、ホテルのハウスキーピングで実践されている方法や家電メーカーのアドバイスをもとに、コードの正しい巻き方・収納方法を詳しく解説します。

Last checked: 2026-07-25

正しい巻き方: コードの根元から輪を作り、プラグを20cm残して巻き付ける · ホテル式: コードを束ねて袋に入れるか、輪っかにしてプラグを巻き付ける · 収納の注意点: 本体にコードを巻きつけると断線の原因になるため避ける · 長持ちさせるコツ: きつく結ばず、ゆるく巻くことでコードの劣化を防ぐ

この記事の調査方法

最終確認日:2025年9月28日。

参考にした情報源:独立行政法人の安全資料、消防庁の啓発パンフレット、電気安全認証機関の解説、家電メーカーの公式コラム、家電比較メディア、ケーブルメーカーのコラム、宿泊関連のブログ、ソーシャルメディアの投稿。

現地訪問やスタッフインタビュー、製品テストは行っておりません。公開されている信頼できる情報を基に構成しています。

ドライヤーコード巻き方の要点

1 正しい巻き方
  • コードの根元から輪を作り、プラグを20cm残して巻き付ける(Rankking
2 ホテル式まとめ方
  • コードを束ねて袋に入れるか、輪っかにしてプラグを巻き付ける(複数の宿泊施設ブログで確認)
3 収納の注意点
4 長持ちさせるコツ
ドライヤーコードに関する重要な事実
項目 内容
正しい巻き方 コードの根元から輪を作り、プラグを20cm残して巻き付ける
ホテル式 コードを束ねて袋に入れるか、輪っかにしてプラグを巻き付ける
収納の注意点 本体にコードを巻きつけると断線の原因になるため避ける
長持ちさせるコツ きつく結ばず、ゆるく巻くことでコードの劣化を防ぐ
コード損傷の原因(約7割) 利用者の不適切な取り扱い(ねじる・曲げる・巻き付ける・束ねたまま使用)
ドライヤーの平均寿命 使用頻度にもよるが約3〜4年
コード根元の断線実験 ぐるぐる巻きを2000回繰り返すと導線断線が確認された(NITE)

ドライヤーのコードの正しい巻き方は?

基本となる巻き方は、コードの根元からゆったりとした輪を作り、プラグの部分を約20cm残して巻き付けていく方法です。強く引っ張ったり折り曲げず、大きな円を描くように巻くことで内部断線のリスクを減らせるとされています。

輪っかを作る方法

コードの根元(本体側)を指で押さえ、もう一方の手でコードをぐるぐると大きな輪を作るように巻いていきます。このとき、コードのねじれを防ぐため、巻く方向を一定にすることがポイントです。コード根元は本体に巻き付けた際に負荷が集中し断線しやすいため、巻き付けない収納が推奨されています。

巻き付け方のコツ

巻き終わった後、コードを結ぶ必要はありません。結ぶとその部分に強い曲げ応力がかかり、断線の原因になります。コードの端は、輪の内側に差し込むか、マジックテープ付きのバンドで軽く留める程度にしましょう。東京消防庁の資料でも、コードの折れ曲がったままの使用や束ねての使用は火災原因になり得ると警告されています(東京消防庁)

ポイント:使用直後はコードが熱を持っています。熱いまま束ねると放熱が妨げられ温度が上昇しやすいため、冷めてから収納するようにしましょう。

ホテルのドライヤーコードのまとめ方は?

ホテルの客室でよく見かけるドライヤーのコードまとめ方には、スペースを取らずに見た目もきれいな特徴があります。ただ、全ての方法が安全面で推奨されるわけではないため注意が必要です。

ホテル式の手順

一般的なホテル式は、コードを手で束ねてから輪っかを作り、その輪にプラグを通して巻き付ける方法です。これによりプラグが固定され、収納中にコードがほどけにくくなります。ただし、NITEはコードを本体に巻き付ける行為自体を避けるよう注意喚起しており、ホテルでもフックで吊るすなどコードに負担をかけない収納が推奨されています(NITE製品安全動画)

袋を使う収納方法

一部のホテルでは、ドライヤーを小さな布袋や巾着に入れて収納しています。コードを束ねて袋にしまえば、見た目がすっきりし、コード同士の絡まりも防げます。この方法は、本体にコードを巻き付けないため、コード根元への負荷が少ないという利点があります。電気安全環境研究所(JET)も、ドライヤーなど消費電力の大きい製品はコードを巻き付けたまま使用しないよう呼びかけています(JET)

「コードを束ねたり、巻き付けたまま使用しないでください。ポットやドライヤーなど消費電力が大きい製品の場合、束ねた部分が発熱し火災の原因になります」

— 一般財団法人電気安全環境研究所(JET)安全解説ページより

ドライヤーを長持ちさせるコードの巻き方

ドライヤーを長く安全に使うためには、コードの扱い方が重要です。断線の主な原因として「コードを本体に巻き付けて収納する」「コードを持ってドライヤーを持ち上げる」「寿命を超えて使用する」の3つが挙げられています。

きつく結ばない

コードをきつく結んだり、無理に小さく束ねると内部の導線にストレスがかかります。マイナビ学生の窓口が紹介したNITEの実験では、ドライヤーコードの「ぐるぐる巻き」を2000回繰り返した時点でコード根元の導線に複数の断線が見られたと報告されています(マイナビ学生の窓口)

警告:大阪府交野市の防火啓発資料では、コードを束ねることで放熱できず配線被覆が溶けてショートし、折り曲げによる断線が発熱して火災に至ると説明されています(交野市)。必ずゆるく巻くようにしてください。

本体に巻きつけない

本体にコードをぐるぐる巻きにして収納する方法は、特にコード根元に繰り返し強い曲げ応力が加わり、内部導線が断線しやすくなります。NITEの動画でも、ヘアドライヤーはフックで吊るして電源コードに負担をかけない収納が推奨されています(NITE)。

「断線した状態で電流が流れると回路が熱を持ち、最終的に発火に至る。コード根元を断線させたドライヤーの実験では火花が飛ぶ危険な状態が再現された」

— 明治大学 向殿政男教授(マイナビ学生の窓口より)

コードをきれいに巻く方法は?

見た目にもこだわりたい場合は、巻き方のコツや市販のグッズを活用する方法があります。

きれいに見える巻き方のコツ

コードを下から上にきっちりと巻くことで、整った印象になります。ただし、きつく巻きすぎないよう注意が必要です。余裕を持ってゆったりと大きな円を描くように巻くことで内部断線のリスクを減らせます。コードの巻き始めと終わりを同じ方向に揃えると、よりまとまりやすくなります。

100均グッズを使う方法

100円ショップで販売されているコードフックやマジックテープバンド、ケーブルクリップを使えば、コードをきれいに固定できます。また、自動巻き取り式のコードリールに接続する方法もありますが、関西電気保安協会は、ドライヤーのような消費電力の大きい機器をコードリールに接続して束ねたまま長時間使用すると定格を超えやすく、過熱リスクが高まると注意しています(関西電気保安協会)。リールを使う場合は、コードを完全に引き出して使用しましょう。

補足:宮城県角田市の資料によると、コード火災の原因となるコード損傷の約7割が利用者の不適切な取り扱いによるものです(角田市)。正しい巻き方を習慣づけることが、安全と長持ちの近道です。

3つの巻き方の比較

方法 難易度 スペース効率 コード保護 おすすめユーザー
標準の輪っか巻き 低い 普通 良好 家庭で毎日使う人
ホテル式まとめ方 中程度 高い 中程度(巻き方次第) 頻繁に旅行する人、収納スペースが限られている人
長持ちさせる巻き方 やや低い 低い(ゆるく巻くため) 最も高い ドライヤーを長く使いたい人、コードの断線に悩む人

各方法のメリット・デメリット

  • 標準の輪っか巻き:メリットは簡単で誰でもすぐに覚えられること。デメリットは輪が大きくなりがちで収納時に場所を取ること。
  • ホテル式まとめ方:メリットはコンパクトにまとまり見た目がすっきりすること。デメリットはコードを本体やプラグに巻き付ける工程で負荷がかかりやすいこと。特にきつく巻きすぎると断線リスクが高まる。
  • 長持ちさせる巻き方:メリットはコードへの負担が最小限で寿命を延ばせること。デメリットはゆるく巻くため収納時にほどけやすく、スペース効率がやや低下すること。

編集部のおすすめ

頻繁に旅行する人には「ホテル式まとめ方」を、自宅で毎日使う人やコードの絡まりに悩む人には「長持ちさせる巻き方」を特におすすめします。どちらも安全に配慮した上で、自分のライフスタイルに合った方法を選んでください。コードの寿命を考えれば、多少の手間をかけてゆるく巻く習慣が結局は最も経済的です。

ステップ別:巻き方の実践手順

標準の輪っか巻き

  1. ドライヤーのプラグをコンセントから抜き、コードをまっすぐに伸ばす。
  2. コードの根元(本体側)を片手で押さえる。
  3. もう一方の手でコードを大きめの輪になるよう、一定方向に巻いていく。
  4. プラグが約20cm残ったところで巻くのをやめる。
  5. 巻いた輪の内側にプラグを通して軽く固定する。

ホテル式まとめ方

  1. コードを片手で束ね、もう一方の手でコード全体をひと束にする。
  2. 束ねたコードを輪の形にまとめ、プラグ側の端を輪に巻き付ける。
  3. プラグがしっかり固定されたら、布袋や巾着に入れる。
  4. 袋の口を軽く縛って収納する。

長持ちさせる巻き方

  1. 使用後、コードが冷めるまで数分待つ。
  2. コードの根元を親指で軽く押さえ、直径15cm以上の大きな輪を作るようにゆっくり巻く。
  3. きつく締め付けず、輪が自然な形で保たれる程度にする。
  4. マジックテープバンドや緩めの結束バンドで輪を留める。
  5. ドライヤー本体とは別の場所(棚やフック)に収納する。

Related reading: トイ・ストーリーホテル アメニティ完全ガイド!無料でもらえるお土産と持ち帰りOKアイテムの口コミ評判を徹底紹介 · おにやまホテル 別府の口コミ・価格・アクセス・夕食・アメニティ情報を徹底解説【2025年改装済み】

よくある質問(FAQ)

ドライヤーのコードの結び方は?

コードを結ぶことは推奨されません。結び目に応力が集中し、断線や発熱の原因になります。代わりに、輪っかにまとめてマジックテープで留めるか、袋に入れて収納しましょう。

コードの収納方法はどうすればいいですか?

ドライヤー本体にコードを巻き付けず、フックに吊るすか、専用ホルダーを使うのが最適です。NITEはフックで吊るす収納を推奨しています。どうしても巻く場合は、ゆるく大きな輪にまとめてください。

ドライヤー コード 自動巻き取りとは?

コードリール内蔵のドライヤーや、別売りの自動巻き取り式コードリールがあります。ただし、ドライヤーは消費電力が大きいため、リールにコードを巻いたまま使用すると過熱のリスクがあります。使用時はコードを完全に引き出してください。

ドライヤーコードが絡まない方法は?

収納時にコードをゆるく大きな輪にまとめ、マジックテープバンドで固定すると絡まりにくくなります。また、コードフックを使って壁に吊るす方法も効果的です。

ドライヤー コード 収納 100均で何が買える?

100円ショップでは、ケーブルクリップ、マジックテープバンド、コードフック、小型の布袋などが販売されています。これらを使えば、手軽にコードを整理できます。

ドライヤー & コードフックのおすすめは?

壁に貼るタイプのフックや吸盤式のフックが便利です。コードを本体ごと引っかけられる大きめのフックを選ぶと、ドライヤー本体の収納も兼ねられます。耐荷重を確認して選びましょう。

ドライヤーコード まとめるやつは何?

「ケーブルまとめバンド」「マジックテープ式ケーブルタイ」「シリコン製ケーブルクリップ」などが該当します。100均や家電量販店で購入できます。

参考情報源